一般内科

発熱外来

当院では、上気道炎症状、発熱症状に対応しております。
受診時の症状を鑑みて、必要な方には新型コロナ抗原検査・インフルエンザ抗原検査(個別に施行、もしくは同時検査)が可能です。

当院で可能な検査

  • 新型コロナウイルス抗原定性検査
  • インフルエンザウイルス抗原定性検査

※PCR検査には対応しておりません。
症状のない方および無症状濃厚接触者の方の検査はできません。
また、発症早期の場合は抗原検査では確定診断できない場合がありますので、ご了承ください。

内科で診療するの疾患

上気道感染症(かぜ症候群)

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上気道炎のほとんどはウイルス感染症であり、自然経過でも治癒することが多いです。ただ、発熱による脱水の心配、喉の痛みで食事水分が取れない、咳による疲労や不眠、鼻閉に伴う不眠や集中力の低下、などで日常生活への影響が強い場合はそれぞれの症状に対して対症療法が必要となります。もちろん上気道炎から進展する中気道の炎症(いわゆる気管支炎)、や下気道の炎症(いわゆる肺炎)を引き起こしていないかも念頭におきます。症状や状態に応じて適切な検査、そして治療を心がけております。

扁桃腺炎や副鼻腔炎

上気道感染症で抗生剤(抗生物質)の投与が必要となる場合は限られており、代表的なものが急性扁桃腺炎や副鼻腔炎です。溶連菌感染症などが代表的ですが、想定される原因菌種に合わせて適切な抗菌剤(抗生物質)を選ぶよう心がけております。

インフルエンザ感染症

インフルエンザウィルスに感染することで引き起こされるもので、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛といった全身症状が通常のかぜと比べて比較的急激に起こるのが特徴です。潜伏期間は1~3日程度とされており、発症後無治療だと1週間程度で治癒することが多いです。ただ、高齢の方、呼吸器や心臓などに慢性の病気を持つ方は、インフルエンザそのものや、もともとの病気が悪化しやすく命の危険が生じる原因となることもありますので、十分な注意が必要です。

診断について

診断は迅速診断キットによる抗原検査で行いますが、感染初期だと陽性にならないこともあるため、症状や経過、また周辺の感染状況などを踏まえて総合的に診断をします。

治療について

インフルエンザに有効な薬が各種出ておりますが、ほぼ共通して症状が出てから48時間以内に服用を開始することで、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排泄量も減少しますので周囲への感染力も低下すると考えられています。予防については、十分な栄養と休養そして流行時期に手洗いやマスクの装着を習慣化することが大事ですが、インフルエンザワクチンを接種することも推奨されます。

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花粉症(アレルギー性鼻炎)

最近では国民病といわれるほど多くの方が花粉症で悩まれているかと思います。花粉症とは、本来身体にとって無害であるはずの花粉に免疫反応が過剰反応してしまう病気です。一般的にはスギやヒノキによるものが有名ですが、通年に近く起きるイネ科のカモガヤ、夏から秋にかけてのブタクサやヨモギによるものもあります。また室内のダニやカビなどで起きる通年性アレルギー性鼻炎もあります。

予防・治療について

基本的なアレルギー性鼻炎の予防は、アレルギーの原因となる物質をあびないことですが、完全には難しいものです。花粉症のシーズンをより快適に過ごすには、やはり適切な治療が必要となります。お薬による治療は、とくに“初期療法”が有効です。症状が現れる前に治療を始めることで、鼻や目の粘膜の過敏性が抑えられ、本格的な花粉シーズンを迎えても症状が現れ難くなります。スギ花粉は、多くの地域では2月上旬から飛散し始めるので、なるべく早めの受診が望ましいと思います。治療としては、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、漢方薬の服用、抗アレルギー薬、ステロイド薬、血管収縮薬の点眼や点鼻薬があります。それぞれの症状に合わせて、使い分けたり組み合わせたりして処方をします。最近では眠気の出にくい薬剤や一日一回で良い薬剤も増えてきており、その方のご希望を伺ったうえで薬剤選択をするよう努めております。

気管支喘息、咳喘息、気管支炎などの呼吸器疾患

呼吸器の症状で、咳は辛い症状かと思います。いわゆるカゼで起きる咳は通常5日前後で治まることが多いです。カゼの後遺症のようなかたちで、1~2週間程度の咳が残ることもありますが長引いても3週間までと考えても良いと思われます。3週間以上続く咳の場合、アレルギーによる咳(咳喘息、気管支喘息)、タバコに関連した咳(慢性気管支炎、肺気腫)、他に肺炎や肺結核、肺がん、そして心不全なども考えないといけません。

≫ 心不全について

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)とは、肺気腫や慢性気管支炎などの病気の総称で、主にタバコの煙などの有害物質を長期間吸ったことで生じる肺の炎症性疾患です。喫煙者の15~20%がCOPDを発症するとされており、一種の生活習慣病と考えてもよいかもしれません。

症状について

症状としては、歩行時や階段の昇り降りなど、身体を動かした際に生じる息切れや呼吸困難、慢性的に続く咳や痰が特徴的です。

診断・治療について

診断には、呼吸機能検査(スパイロメトリー)や胸部のレントゲン検査、必要であれば胸部のCT検査などを行います。治療の第一は禁煙です、喫煙を続けることで呼吸機能の悪化が加速します。感染は呼吸状態の増悪を生じますので、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されております。薬物療法の中心は吸入薬になり、気管支の拡張を目的とした気管支拡張剤(抗コリン剤・β2刺激剤)、喘息の合併が疑われる場合などには吸入ステロイド剤を使用します。低酸素が進行し、日常生活において自覚症状が著しい場合は在宅酸素療法(HOT)が必要となる場合もあります。

逆流性食道炎(GERD)、胃腸炎、胃炎・胃潰瘍、便秘症、過敏性腸症候群など消化器疾患

逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症などを引き起こす病気です。胸やけ、胸のつかえ感、呑酸と呼ばれる酸が口の中に広がる感じ、時には長引く咳の症状が特徴です。

治療について

治療には、主に胃酸を抑える薬(プロトンポンプ阻害剤:PPI)を使用することが多く、胃酸の中和や粘膜を保護する薬を併用することもあります。胃の働きの低下が原因で症状を起こしている場合は、機能性ディスペプシア(FD)も考え、胃の運動機能促進薬や漢方薬を使用することがあります。胃炎や胃潰瘍は、胃酸やピロリ菌、食物、薬剤、飲酒、タバコ等で胃の粘膜が傷つけられて起こる病気です。原因となっている生活習慣などを改善することも大事ですが、症状が強い場合は胃酸を抑える薬や胃の粘膜保護剤を使用して治療する場合が多いです。

過敏性腸症候群は、大腸に大きな異常が認められないにもかかわらず、下痢と便秘の繰り返し、長引く腹部の張り感、腹部の違和感などの症状がみられる病気です。主にストレスや生活習慣の乱れによって起こると言われております。原因となっているものを改善することが最も大切ですが、症状に応じて薬物による治療も併せて行う場合があります。

03-3718-7788

(受付時間 9:30~13:00 / 14:30~18:00)

院 長
小内 靖之(日本循環器学会循環器専門医/医学博士)
診療内容
一般内科、循環器内科、糖尿病内科、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、禁煙外来、予防接種、健康診断
住 所
〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1丁目7-16
アンジェー自由が丘ビル 3階
最寄駅
自由が丘駅南口 徒歩1分
休診日…木曜日、金曜日、祝日
診療時間
9:30~13:00
14:30~18:00

自由が丘内科循環器科クリニックでは、以下クレジットカード及び電子マネーによる決済が可能です。

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